紫絞り

妄想とほんの僅かな想像

テキストシリーズで一番の悩みどころはズバリ、ここ!テキスト用テンプレートであるがため、見本として長文を載せる必要があるのは分かっているのだが、省きたくなる。英語のテンプレート見本でよく見かけるLorem ipsum〜(当サイトでも使用しているが……)には専用のそれはそれはとっても便利なサイトがあるが、……英語。そう、英語なんだよ。日本語サイトとしては、英語ではなく日本語の見本文が欲しいところ。このサイトでは当初は「青空文庫」というとってもありがたいサイトから文章を色々と拝借していたが、やはり文学=意味のある文章と考えてしまうためこのレイアウトにこの文章は雰囲気的にナイだろうなどと考えていると下手すると画像を選んだり作っているよりも時間がかかるため結局面倒になる→テンプレートを放置する→放置があると新しいレイアウトを作ろうと思っても躊躇する→作らないというこれまたアレなサイクルに突入してしまうことしばしば。それからは、さんぷるサンプルとひたすら書かれた文を載せていたが、何にせよあまり参考にならない。多くの借手の方々はきっと(長文?)小説などにこのテキストシリーズを使っている可能性が高いため見本に使う文章も小説形式のほうが為になる。つまり、見本が見本としての役割を果たせていないと言う事になる。

「こう言ったかぎ括弧の中に台詞を入れて」
改行を入れて……、などと様々なパターンを網羅すべきではないかなどと大事なのかそうではないのかと言うところを気にしだすと限が無い上、また上記のアレなサイクルにはまると、さあ大変!

まあ、うん。何もなかったと思い込んで、早一年経過したところ、他のテンプレート配布サイト巡りをしていると、北原白秋、マザーグースなどとなかなかの顔ぶれを発見。やっぱり、マザーグースは見本文として便利だよね〜種類も豊富だし。などと思いながらさらに巡っていると、
「おぉ!これは」
と思える見本文を発見。まるで、現代小説という見本文章。かぎ括弧つきの文章と改行の組み合わせも素晴らしい。これはいったい何?ぜひ参考にしたいなどとニヤニヤしていたら、残念!
実際に公開されているネット小説(っぽい)の一部分との事が発覚。そりゃ、本物だったら最高の見本分になるわ。しかし、このサイトにはそんなアテがある訳無い。結局、一番手間暇がかからない方法、つまり、今まで使ったことのある文章で済まそうに落ち着く。

……が、長文用はよし、短文用も細かくすれば間に合う。しかし、目次のみには適さない!
ネットで見本を拾ってくるのは大変だ→二、三行なら何かしらそれっぽい文章が浮かぶだろう→よし、なんとかなった。問題解決!などと満足していると、問題を見落としていたことに気づく。
「あー!連載があった……」

――――一番の問題が連載だったではないか……!

とまあ、連載4あたりはさんぷるサンプル方式凌いだが、テーマと言うか雰囲気を決めてテンプレートを作るとなると本題、副題、各話の題名などと色々考えることが増えていくではないか。運営者自体、物書きではないし、
「趣味・特技=小説書くこと、ブログに詩ものせるよ☆」
は決してあり得ない。小説モドキは中学校の国語で書いたのが最後ですというタイプに見本といえ長文を書くどころか思いつきもしない。

やはり、ここはシェア率ナンバーワン(かもしれない)Lorem ipsumの力を借りようと言うことになる。と、このようにLorem ipsumに戻ってきたものの、英語と日本語の違いによる僅かな表示差(しかし、ここが読み易さに大きく反映される)が気になる、気になる、気になるんだ。別に誰も注目もしていないし気がつきもしない事柄だとは理解できるのだが、どうしても、気になるんだ……!

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